機動戦士ガンダムIII ~めぐりあい宇宙編~ はラストシーンが秀逸

誰もが「ガンダム」という名は知っていると思いますが、ロボットアニメ、という認識でいるのだろうと思うと悲しくなります。富野作品は小説でも読んでいるのですが、本当に人間心理が深く描かれ、戦争アニメという括りではもったいないな、と思っています。

大人が嵌ったアニメ。何故だか大人が拘り続けるアニメ、と思われていますが、観ればその意味も理解いただけると思います。主人公アムロと研究一筋で家族愛を理解しない父親と息子の関係。敵方ザビ家は、一族内権力闘争。

味方同士の戦闘能力の葛藤。引き裂かれた兄弟、恋愛。終わりの見えない戦争への苛立ち。愛と憎しみに満ちた作品は、マシンやキャラクター人気が先行しているアニメと一線を画します。次世代に語り継いで欲しいアニメです。「僕にはまだ帰れるところがあるんだ」アムロのこの言葉と、映像と、あのBGM。これを思い出すだけでも感動に包まれます。

多数の戦隊系のアニメを観てきましたが、なんといっても№1に挙げたいです。