何故か何度も観てしまう、グリーンマイル

スティーヴン・キングの作品はこれまで、何作も観てきましたが、私が初めて観たのがこの作品でした。設定、環境も決して明るいものではないのですが、ファンタジー的な要素もあり、以降もこのグリーンマイル的なイメージで鑑賞していたら、度肝を抜かれる内容が満載で正直ビックリでした(ここまでホラー、スプラッター色が濃いとは…)。

とはいえ、グリーンマイルも舞台は刑務所。刑務官と囚人の話ではあります。ネズミや得体の知れない大男の存在。それはとてもファンタジーで、ある種の日本の昔話にも通じる展開が観られます。信じがたい奇跡をそこは見せてくれます。

ですが、刑務所ならではのシーン、処刑に関して言えば、それはなんともリアルであり、目を覆いたくなるような映像も。ホラー映画の布石も感じてしまう感じです。ただ、いわゆる悪い人間と、正直者のいい人間が登場し、悪い人間は厳しく戒められ、ここではスッキリ感も覚えます。小説も読みましたが、本よりも映像の方が明るく、すがすがしい印象です。

色々な要素が交じり合い、ハラハラドキドキしながらも、最後には心にジーンとした何かが残る、とても印象深い作品だと思います。何度も観ています。