ダンサー・イン・ザ・ダークを見て

以前から何かと評判の高かったダンサーインザダークをついに見ました。鬱系お映画だという事はわかっていて覚悟して見たのですが、それでもやはり心にずーんと来るものがあり、ラストシーンでは涙が流れてしまいました。一人で見て良かったです。ラース監督は本当に女性を理不尽の不幸のどん底に突き落とすのが上手です。これは批判しているのではなく、賞賛です。

また主演のビョークはアーティストとしてもかなり個性的なはずなのに、あの映画の中ではヒロインそのものなんですよね。ダンサーインザダークでのビョークは決してビョークではなく、セルマなんです。そこが凄いと思いました。本人も焼くに入り込みすぎてしまってプライベートが大変だったとインタビューで語っていましたが、その気持ちも見てみれば本当にわかると思います。

何の救いもない映画ですが、何故かまた見たくなってしまう魅力をもった美しい映画です。ただ手持ちカメラによる画面の揺れがありますので、苦手な方はいるかもしれません。