UNKNOWN (2011年 アメリカ)

最近一番楽しめた映画はこれ、UNKNOWN(アンノウン)。

2011年のアメリカの映画だ。



学会出席のためにベルリンを訪れた学者とその妻。

空港からタクシーでホテルへ着くと、パスポートを含む荷物を一つ忘れてきたことに気づき、妻をホテルへ残してあわてて空港へ戻る。

しかし空港へ引き返す途中のタクシーが事故にあい、車ごと川へ落ちてしまう。

タクシー運転手の女の子のおかげで一命を取りとめ、病院で目を覚まし、記憶が一部あいまいな状態でも、妻のことを思い出しホテルで待つ妻の元へと駆けつけると、

なぜか妻には「夫」がいる。



自分と同じ名前、同じ職業、同じ研究、同じ記憶、しかし顔だけが違う彼女の「夫」が。

妻との昔の記憶でさえも、その「夫」は自分と全く同じ記憶を持っている。

妻でさえもその「夫」が本物の自分の夫であると主張し、彼は事故の後遺症で記憶が混乱している病人に。



自分の身分を証明してくれる唯一の頼みの綱は空港に忘れたであろうかばんのなかのパスポート。



タクシー運転手の女の子の助けを得て、かばんとパスポート、そして彼自身を取り戻そうとするのだが、銃を持つ集団が彼を殺そうとあの手この手で迫ってくる。



追っ手から逃れながらの彼の働きで、少しずつ真相が明らかになっていくのだが、最後まで全く気を抜けない内容なのだ。



なぜ彼の身分は奪われたのか。

誰が奪ったのか。

なぜ妻は何も言わないのか。

なぜ「夫」は彼の記憶さえも、そして彼自身の記憶と全く同じ構図での妻との旅行の写真でさえも、持っているのか。



少しづつ明かされる真実で先を読もうとするも、見事に外れて気持ちの良いくらいだった。